ラブのチャンポン

ユニコーンと及川ミッチーとHey!Say!JUMPが好きな音楽勉強してる女子大生です

ボランティア演奏会をしてきた話

今日はJUMPごとじゃなく、大真面目なお話です。お付き合いくださいませ。

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、私は今、大学で教育音楽の勉強をしています。

 

専門はピアノの(つもり) です。

 

先日、ある病院の緩和ケア病棟で七夕の演奏会にボランティアとして参加してきました。

 

2ヶ月ほど前、レッスンを受けている先生から、ボランティア演奏会に参加しないかというお話をいただきました。

 

というのも、同じ教室の高校一年生の男の子のお母さま(Tさん)が緩和ケア病棟で介護士として働いていて、そこでボランティアとして演奏に参加してくれる人を探している、とのことで、私とひとつ年上の音大生の男の子(Kくん)に声がかかったのです。

 

私は二つ返事で「やります」と即答しました。

 

何か得られるものがあるかもしれない、絶対に私にとってプラスの経験、糧になると直感したからです。

 

結論から言うと、私の音楽生活を変えるくらい、本当に大きな価値のあるものでした。

 

 

Tさんご夫婦が企画から練習の計画、場所の確保まで中心となって進めてくれたのですが、ロックでファンキーなTさんご夫婦や、そのお友達のヴァイオリン弾きの方、同僚の看護師さんと出会い、Kくんと深く関わることができ、音楽を通して人と出会い、広がっていくことがなんとも言えず嬉しいものでした。

 

また、音楽で人を笑顔にしたい、というTさんご夫婦の熱い想いにも触れ、感激しました。

 

 

当日は大盛況で、緩和ケア病棟の患者さんだけでなくご家族や、一般病棟の方々も来てくださり、いつものステージとはまた違う緊張感がありました。

 

ベッドに寝たままで聴きに来てくださった方も、酸素ボンベをつけたままの方もいました。

 

そんな方々も、一生懸命手を叩いて、一緒に歌ってくれました。

 

曲によっては患者さんも、ご家族も、看護師さんも、涙を流してくれた方もいました。

 

演奏会後の、「すごい本格的だった、良かった、お疲れ様でした」の声が、沁みました。

 

病室から出られない患者さんも、漏れ聞こえる音に反応して手を動かしていたり、普段反応の少ない方も手拍子をしたり、とても楽しんでいたみたいだと看護師さんからお聞きして、本当にやってよかった。と心から思いました。

 

練習中、Tさんが「緩和ケア病棟にいるのは、余命宣告を受けた方々で、演奏会の企画があがったときには入院していても、当日には亡くなっている、ってことも当然考えられるの。寝たきりの患者さんも多くて、楽しみもない入院生活だから、いいもの届けたいよね。」と仰っていたのが印象的でした。

 

この話を聴いて、もしかしたら人生の最後に聴く音楽が私のピアノかもしれないのか、と考えるとなんて責任重大なんだ、とにかく束の間でも楽しんでもらわなきゃ、と必死でしたが、少しでも達成できたのかなあと考えたりしています。

 

 

私は大学に入って、早くも壁にぶつかっていました。私が目指すべきはなんなのか、わからなくなっていたのです。

 

必死でピアノを練習して、勉強して、大学に入って、小学生の頃からの夢である音楽の教員に一歩近づけたと思っていました。しかし、まわりは教員になんかならない、本当は音大に行きたかった、という人ばかりでした。

 

みんな演奏を学びに来たので、競争します。でもここは教育学部です。音大じゃありません。私は教員になるための勉強をしに大学に来たつもりです。だから、競争に疲れてしまいました。

 

大真面目に教職の授業を受けて、グループワークで発言する私に「真面目だね」「教員なんて興味ないからわかんない」と言う人もいました。虚しくて、悲しくて、腹が立ちました。目的を履き違えてるのは私なのか?とすら思いました。

 

そうしてるうちに、私は本当に音楽が好きなのか、本当に教員になれるのか、何もかもわからなくて、自分の軸がブレそうになっていました。

 

そんなときに参加した演奏会でした。

 

当日の演奏や、患者さんの様子の話で、少し何かがスッキリ晴れたような感覚でした。

 

ああ、私はこういうことが、音楽を通した社会貢献がしたいんだな、その先にあるのが教員という夢なんだな、と思いました。

 

 

 

この経験を通して、特別支援学校などで音楽の教員として働くのもいいな、と思ったり、音楽療法にも興味が湧いて来ました。

 

音楽は確実に役に立ちます。人を精神的な意味で救うのだと断言できます。

 

迷いがなくなり、ブレていた軸が戻りかけました。

 

また定期的に行いたい、とのことだったのでまた私は二つ返事で即答しました。

 

 

この演奏会に誘ってくださったTさんご夫婦、看護師さん、ヴァイオリン弾きさん、Kくん、私とTさんを繋げてくれたピアノの先生、当日聴きに来てくれた患者さん、ご家族、全ての方との出会いに感謝します。

 

長い記事、読んでくださり、ありがとうございました。