JOHNNYS'Happy New Year ISLAND(ハピアイ)を観てきた話
みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは。幸音でございます。
2018年1月21日、わたくし初めて帝国劇場に足を運び、JOHNNYS'Happy New Year ISLAND(通称ハピアイ)を観てきました!!
昨年9月に少年たちを観に行っていたのでジャニーズの「舞台」と呼ばれるものは初めてではなかったのですが、ジュニア総出演の帝劇でのアイランド系は初めてだったのでものすごく楽しみでした。
さらに、小学生の頃からの仲の永瀬担の友人に「ミュージカルとか好きな○○ちゃんにぜひ観て欲しい!」「驚いて帰ってきてくれたら嬉しい」と言われていたので俄然楽しみに。
とは言っても「ミュージカルオタが見てやろうじゃないのふふふ…」みたいな気持ちは一切無く、「え、ジュニア全グループと無所属ジュニアとあと東山さんも生で観られるの!?ヤバ!!!めっちゃ楽しみ!!!サイコー!!!」くらいの気持ちでしたので!ミュージカル好きって言っても熱しやすく冷めにくい私の趣味のひとつって程度だから!
長々と前置きをしましたが、
ジャニーズジュニアってすごい。
としか言いようがない。ヤバかった。マジで。マジでヤバくてすごかった。ほんとに。
なにがすごいって踊るし歌うしお芝居するしバスケするしマーチングするしライフルするしアクロバットするしコントするし休憩含めて約3時間近くがあっという間でめちゃくちゃ楽しかった。
幕が上がって噂のジュニアマンションを見た瞬間はものすごく興奮したし、どの部屋のジュニアもみんな輝いててもう目の前には夢と魔法のキラキラした世界が広がってました。これ本当。
あとこれは若干贔屓目入ってるかもしれないけれどスノストの訴えかける力はすごいな…と思いました。さすが少年たちをずっとやってる12人だなと。
タイタニック号のシーンではまたジェシーの歌に泣かされたし、岩本くんの「このありふれた毎日が幸せなんだ!!」は胸にくるものがありました。
ただちょっと「平和を訴える」という点ではそういうシーンをぎゅっとまとめすぎて、心の中で考える暇なくズダダダダッと過ぎていってしまった感があった…。たぶんこの舞台の趣旨と構成的に仕方ないと思うけど…。少年たちがずっと心に重く残ってるからかなあ…。
そしてやっぱりスノストに限らず大人Jr.はすごい。自分の声も体も熟知している!!自分の声や体がどう使えば1番魅力的に感じさせることができるのか解ってる感じ。
スノストトラの「まいったネ今夜」はさすがとしか言いようがなかったです。表情も指先の表現も、全員から目が離せなくてこの曲にスノストトラが起用されたのも、カウコンにも出たのも納得。
というか往年のジャニーズの名曲すごい。胸をギュッと掴まれる。
これはきっと長年の努力と経験の賜物なんだろうなあ…すごいなぁ……小中高生のジュニア達も大人になるにつれて自分の魅せ方を学んでいくんだろうな…………これだからジュニア担やめらんないんだな………深い…………
あと対立構図はめっちゃ漲るな!!ジャニーさんこういうの好きだよね!!ウエストサイドストーリーがお好きらしいし。少年たち見た時も思ったけどジャニーズってめっちゃウエストサイドストーリー。2幕の青春アミーゴからの流れは完全にウエストサイドストーリー。
でもわかる。私もウエストサイドストーリー大好きだし。顔のいい男達対立させたいよね。わかる。
あとやっぱりウエストサイドストーリーのマリアみたいに2つのグループの間で揺れ動くヒロインになりたいよね。辰哉との結婚を兄の照にそれとなく決められてしまうけど敵対グループのジェシーと恋に落ちてしまうマリアになりたい。(何の話)
まあとにかく青春アミーゴからの流れはなんかもう全体的にヤバかったですね。カオス。
キンプリvsスノストラブトラとか人数的にも体格的にも無理ゲーすぎるしジェシーと岩本くんに果敢に挑む岸くんには思わず「いや、やめとけ!?」って言いたくなりました。あれは乱闘というかリンチ(笑)
平野くんが刺されるところは北斗くんが足バタバタさせて大喜びして手叩いてゲラッゲラ笑っててめっちゃ怖かったな……双眼鏡で覗きながらうわぁ……北斗くんってば………って思いましたね…。
ん〜あとはやっぱりキンプリだな〜。キンプリの君だけにでちょっと泣いてしまったんだけど、岸くんのあま〜い声と紫耀くんのちょっとほろ苦いハスキーな声が混ざったユニゾンはなんとも言えない多幸感だった…。君だけにを聴いて、キンプリはポップで可愛いグループではなく、常にオタク達にノスタルジーとエモさとしんどさと儚さを感じさせるグループになってほしい…と思いました。
デビューおめでとうございます。
キンプリのJr.最後の舞台を観ることができたのは貴重だったなあ…。
6人が幸せでありますように。
そしてなによりも私はずっと星屑のスパンコールしんどい病気を患ってます。しんどいむり。
これを知らないジャニオタはいないと思うんですけど知らない人いたら今すぐ歌詞ググってください。某チューブにもあります。
この曲を聴くとどうしても自担である北斗くんや雄也くんではなくあらんちゃんとか神宮寺くんとかケンティーとかが頭に浮かんでしまう。
根が夢女子なので星屑のスパンコールみたいな恋愛をしたい!!!!!!(大声)
でも人混み大っ嫌いだし駅とかでタックルされると無意識に舌打ちしちゃう女だからな………街角で肩が触れてもサングラスを外す彼に驚けない…………ダメだ………
わざとか?ってくらいぶつかってくる人いるよね、なんなのあれ、前世が闘牛とかなの???
話は逸れましたが、星屑のスパンコール、あんなにしんどい曲あります?なんかもう概念としてこの世で1番しんどい。
あれを一度幕が閉じた後のアンコールで歌うのは反則です。
そしてこれはソロアングルが欲しいやつ。なぜかというと「客席の片隅に君を見つけた」を全ジュニアがどんな表情、仕草で歌ってるのかじっくり見たいから。
ちなみに北斗くんは胸に手をあてたまま斜め上をチラッと見た後すぐに目を閉じてすごく切なそうな表情をしておられました…。その後も目を伏せがちだったから、あえて客席を見ないようにしてたのかな………。だって夢みたいな一夜の思い出の「君」が客席の片隅にいるんだもんね……見つめたら切なくなっちゃうよね…………でもまた逢えるよきっと………(考察厨)
なんだかもう収拾がつかない感じになってきましたがそろそろ締めます!!!!!
ジャニーズの公演は、なんと名前をつけて表現するべきなのか、ますますわからなくなりました。
だってミュージカルでもあり、お芝居でもあり、ダンスショーでもあり、コンサートでもある……。‘‘show’'と表現するのが一番しっくりくるのかなあ。もうこれはジャニーズという舞台芸術のジャンルであり、日本を代表するエンターテイメントなんだなあ…としみじみ感じました。
私は音楽教育(クラシック音楽)を勉強しているので、よくJ-POP批判、ジャニーズ批判を耳にするのですが、ジャニーズの舞台は立派な芸術だと思います。まあこれは人それぞれだけど、私が思う「芸術」とは、受け手に非日常を感じさせて夢を見せるものだと思うので。
というか正直言うと、クラシックとジャニーズを比べたり劇団○季とか宝○と比べて下げるのは完全なお門違い。いくら私でも学問として勉強してる音楽とジャニオタとして聴いてる音楽は全く別物として聴いてるし。クラシック界の人のジャニーズ批判はどうにかなんないかね?ものすごいナンセンス。私はジャニーズタレントそのものが好きだし好きなタレントが歌って踊ってキラキラしてるのを観るのが最高に好きなだけなんだよ💢
ああ、締めるって言っておいて締まってない(笑)
とにかく、私が言いたいのは、ジャニーズジュニアは魔法使いです。私たちにキラキラして派手で華やかで儚くて美しい世界を見せてくれる、最高にかっこいい魔法使いです。
魔法にかけられた乙女たちは終演後、夢見心地で地下鉄に吸い込まれていくのでした。
おわり